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ものづくりの原点に訪れる / アートクラフトBAU工房

父から息子へ受け継がれる、木を知り尽くした腕前と遊び心。
北海道上川郡東川町。2011年に新設された工場兼ショールームの建物の中は、高い天井につけられた天窓から差し込む光が開放的な印象を与える、広々とした空間が広がっています。整頓された作業場では、バウ工房の大門嚴(だいもんたけし)氏と息子の和真(かずま)氏が共に腕を振るっています。見どころは何と言っても木を使った遊び心でしょう。工房では木を使いながら、くすっと笑ってしまうような、それでいて木とは思えないデザインを多く手掛けてきました。工房内のショールームには、木でつくられた座布団、木でできたテーブルクロスを掛けられたコンソールテーブル、削りだされた木を衣に見立てまぶされた串揚げまで並べられていました。また見た目の遊び心の他にも、引き出しを開けると仕込まれた笛が鳴る小箱まであります。誰の為でもなく、まず自分が楽しむために作られた品々は、見ているこちらまで嬉しくなる仕掛けに溢れています。
木への愛着が数々のアイディアを生み出す。
たくさんの個性的なアイディアはどこから発想を得ているのか訊ねたところ、二つの答えをいただきました。一つは材料を眺めること。作るものに合わせて材料を探すのではなく、面白い材料を手に入れてから作るものを決める創作方法。次に使おうとしている材料を目に付くところに置き、作業の合間に眺めているうちに最適な形と加工法を思いつくのだそうです。その言葉通り、工房には梁まで届く長さの、コブ付の板が立てかけられていました。そしてもう一つの方法は、外からの刺激を取り入りれること。特注製品を受注したり、デザイナーや建築家とコラボレーションして、自分とは違う視点を体感し、それを自分の中に取り入れていく。きっとありふれたアイディアも、手に掛かると個性的で楽しいアイディアに生まれ変わって飛び出してくるのでしょう。
究極の遊び心が生み出した夢の階段。
遊び心は建物にもしっかり反映されています。1階のショールームからつながる2階へと上がる17段17樹種の鮮やかな階段。下から「ウェンジ、ナラ、パープルハート、道産サクラ、モンキーポット、メープル、ブラックウォールナット、クルミ、タモ特殊杢、ニレ埋木、チェリー、バーチ、ケヤキ、カリン、カバ、チーク、イチイ」となっています。多くの雑誌やインターネットサイトで取り上げられ、今ではバウ工房のトレードマークとなっています。
父の背中を見て育った息子が、共に歩むことを決めた。
父嚴氏の技術は、息子の和真氏にしっかり受け継がれていました。バウ工房では昔ながらの機材と手法で製作を続けています。スリッパスタンドの枠を組み立てる和真氏が固定のために使っているのは、麻紐。一度に30セット程まとめて作るという部材の接着は、一本の麻紐を巻きつけて固定し、きれいに積み上げられていました。それは、嚴氏が若かりし頃に身につけた昔ながらの技が、次の世代の和真氏にしっかりと引き継がれている確かな証です。
アートクラフトBAU工房

木の美しさを最大限に引き出す技を持つバウ工房の大門親子。ショールームを兼ねた工場の中は、天窓から入る光が開放的な印象を与える広々とした空間が広がっています。中に入れば17段17樹種の階段に、見張る細工を施された作品が所狭しと並べられています。そんなバウ工房を訪れてみてはいかがでしょうか。優しい笑顔の大門親子が迎えてくれます。

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