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ものづくりの原点に訪れる / 北嶺工匠

決して断らない。長年の経験に基づく自信がある。
1983年に30代で独立、北嶺工匠を設立し、30年以上の間変わらぬ腕を振るってきました。北嶺工匠には全国から途切れることなく特注の依頼が舞い込みます。それもただの特注依頼ではありません。キッチン設備などは当たり前、果ては仏具から象嵌が施された豪勢な書斎セットや、玄関ホール一式の内装まで手掛けてしまいます。難しい設計を必要とするお客様は、様々な業者に特注製品を依頼し、他社で断られる際必ずといっていいほど北嶺工匠に問い合わせるように言われるといいます。そうして依頼された注文は断らないという、吉田氏の元へとたどり着く。それほどまでに信頼される北嶺工匠の魅力をご紹介します。
世界に通用する技術と職人魂が今を支えている。
時は1969年、代表取締役の吉田氏は20歳の若さで、国際技能オリンピックベルギー大会で同列3位の特別賞を受賞しました。当時から欧米諸国での木工加工術は、作業台の上で立って作業し、かんなは押して使う。そのようなオリンピック出場選手たちの中、日本代表の吉田氏は床に座り、足袋をはいた足で材料を押さえ、鉋を引く。その見たこともない光景に人々は注目し、更にその業績を讃え、国外の選手だというのに「日本人は手が4本ある」と、現地の新聞の一面を飾ったそうです。大会では惜しくも頂点には届きませんでしたが、吉田氏は世界に通用する技術を持っていることを証明しました。その後は北海道旭川の家具製作会社に入社し、さらに腕を磨き続けました。この時吉田氏は製品開発のサンプルを作る部署に配属され、10年以上の間製品の試作と改良を行います。この時の経験が現在特注製作の工程に活きているといいます。
最適な形、適切な加工方法が見えている。
依頼された注文は断らないという、吉田氏の製品の作り方は熟練した職人ならではの方法。取材に行った際に製作していたのは、仏具の一つの散華(さんげ)机と呼ばれる曲線を多用した机。通常製品を作る際はイメージをデッサンし、それから図面を引き寸法を決めていくのですが、吉田氏の場合は、図面は飛ばし設計のデッサンから直接サンプル作りの製作に入ります。サンプル用として直接ベニヤ板を原寸で削りだし、手に持ってかざしては全体のバランスを見る作業を繰り返していました。要となる寸法を押さえ、他の細かい部分は全体を見ながらラインのカーブや部材の位置を納めていく。頭の中の形に丁寧に近づけていく作業を繰り返す。直線もカーブも、吉田氏にかかると最適な状態で形にされていきます。その時はおそらく吉田氏の脳裏には完成した製品の形が明確に見えているのでしょう。そうしてそのように完成図が見えているというのも、長年の積み重ねと持ち前のセンスが揃ってこそ可能な作業です。
工匠歴40年以上の集大成。
北嶺工匠の主軸は特注家具が多いけれど、既成商品も特注品同様、高い完成度で作られています。工場2階の事務所に置かれていたのはハイバックチェア。背もたれの美しいカーブしたラインも、吉田氏の加工方法を聞いた後でみるとまさに神業に見えてきます。長年事務所の応接用の椅子として使われているといいますが、古さを感じさせない状態を保たれていました。がたつきもなにもないそれは、椅子としての構造をしっかり踏まえたうえで作られているからこそ、長い年月を経てなお新品同様の状態を保つことができるのでしょう。木のクセをよく知り、家具の特徴も理解している職人が、ここにいます。
有限会社北嶺工匠

北嶺工匠は全国から高級特注制作の依頼が舞い込む、たくさんの人々に信頼された技術を持つ会社です。和洋を問わず、ハイエンドの応接セットから壮麗な洋風の建具まで手掛ける、木のことを知り尽くした職人が作る家具は、どれも緻密に計算されたラインが美しい仕上がりになっています。

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