ようこそ ゲスト 様

ものづくりの原点に訪れる / リーフスタイル

せめて僕の前を通る木は、最後まで使い切りたい。
独立前は家具メーカーの工場で働いていたリーフスタイル代表の千葉氏は、長さが足りなく家具には使えない短尺材を何とか有効利用できないかと考えていました。木材を加工する機械は、30cmより短いものを加工するのはとても手間が掛かってしまい敬遠されがちです。そのため良くて薪ストーブの燃料に、それでも使い切れない場合は捨てられてしまいます。そんな材料を最後までしっかり使い切りたい、そんな思いからリーフスタイルは始まりました。そうして最後まで大切に使い切られた捨てられるはずだった端材は、千葉氏の手により「その時々の記憶を呼び戻す道具」として生まれ変わります。例えば代表作である乳歯入れは、長い年月をかけ親から子へ、そしてその孫の世代まで、一人の成長の思い出が詰まった最高のアイテムとなりました。
長く使ってもらうにはサイズ感が大事。
何世代にも渡って商品を使ってもらうために、千葉氏は商品の大きさに気を配ります。手に持って眺める、使うという行為により、その商品に対してより一層の愛着が湧いてくることでしょう。そのために大きさはいつも手の平サイズ。その上コンパクトなサイズで、ちょっとしたスペースに仕舞っておけるという利点にもなり、さらに永く持っているために一役買っています。置く場所に困らず簡単に取り出せて、そして手に持ってその商品にまつわる思い出を回想する。そうすることで年月を重ねるごとに想いが重なり、「その時々の記憶を呼び戻す道具」へと成長していきます。
見えないところで魅せる見せ場。
永く使ってもらうにはサイズ感の他にも、見た目も重要な要素になります。シンプルでいて味わいがあるデザイン。誰にでも受け入れてもらえるようなデザイン。そんな見た目を目指して千葉氏は商品の形を考えます。上の写真はティッシュケースの底蓋ですが、見えないひと手間が加えられています。ケースは箱の側面に溝を掘られたシンプルなデザイン。もしここに出っ張りがあると印象が変わりシンプルとは言えなくなってしまうでしょう。そのために横にスライドする底蓋は、閉めた時本体とぴったり合わさるように加工されています。一枚の板のように見せるために、表面は段差も隙間のもなく調整し、開閉時の摩擦を抑えるために蓋の上部はほんの少し斜めに削られています。それから代表作である乳歯入れ。現在北海道東川町では、子供が生まれると、町からのお祝いの品として子供の名前を入れたこの乳歯入れが送られます。名入れをする前に千葉氏は名前の印象と、乳歯入れの在庫の木目を合わせるようにしているといいます。男の子には力強い木目を、女の子には柔らかい木目を。そんな風に常に気配りをしています。
木との出会いは一期一会。
木には二つと同じ木目はありません。同じ樹種で同じ商品を作っても異なる印象になることが多々あります。木との出会いは一期一会。デザインが同じでも木という素材を使う限り、また気に入る木目に出会える確率はとても低くなってしまいます。また千葉氏は製品を加工する工程の、削り出しの瞬間が醍醐味だといいます。内部に隠された木目が、削り出しによってどう変化するのか、想像しながら何度も新しい出会いを繰り返します。千葉氏の商品には、心から木を愛する想いがたっぷりと詰まっています。
リーフスタイル

せめて僕の前を通る木は、最後まで使い切りたい、そして次の世代にも使えるものを作りたい。最後まで大切に使い切られた捨てられるはずだった端材は、「その時々の記憶を呼び戻す道具」として生まれ変わります。

商品一覧へ
お電話でのお問い合わせも受け付けております。 年中無休 9:00~17:00 0800-800-8334