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IFFT2014(1)

IFFT 2014

インテリア ライフスタイル リビング 2014(1)

ライフスタイルを提案する家具業界の一大イベント。

毎年11月に東京ビッグサイトで開催される世界的な家具の見本市、インテリア ライフスタイル リビング(以下IFFT)。
IFFTとは、「ライフスタイルを提案する」インテリア・デザイン市場のための国際見本市として開催され、毎年300を超える国内外の企業が出展し、会期中の3日間で15,000人以上の来場者が訪れる家具業界の一大イベントです。
見本市というだけあり来場者は主にバイヤーが多く、家具市場の最新モデルを求めブースのあちこちで商談する様子が見られました。もちろん旭川家具もこのIFFTに出展しています。今年は旭川家具組合に加盟する12社のメーカーが出展しており、新商品のお披露目をしていました。また、旭川家具ブースでは「ここの木の家具 旭川プロジェクト」を紹介するブースと、旭川で3年ごとに開催される家具デザイナーの登竜門「IFDA」のブースもあり、IFFTと合わせてこれらの様子を2部に分けてご紹介いたします。
IFFT第1部ではIFFT特設コーナー「the Hotel」と旭川家具ブースを、そして第2部では旭川家具ブースの各出展メーカーをご紹介します。

IFFT2014(1)
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the Hotel

東京ビッグサイト西ホールで行われた今年のIFFT。
入場受付のある大きな吹き抜けのアトリウムでは、「the Hotel」と題し、新しいホテルのカタチを提案する特設コーナーがありました。家具を始め、インテリア雑貨やテキスタイルの40メーカーがそれぞれ個性的な空間を作り上げています。さすが特設コーナに選ばれるメーカーだけに、洗練されたデザインに色使い。そのなかなか見ることのない光景に圧倒され、取材のことも忘れ思わずワクワクしてしまいました。
ちなみに旭川家具からは、カンディハウスが新作とともにホテルのラウンジを思わせるブースを展開しています。そちらの様子は第2部で。

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椅子の中の椅子。

会場に入るとまず目に留まるのは、the Hotelの中央に置かれた「ロングロングテーブル」と、そこで思い思いにくつろぐ来場者たち。こちらは新しいホテルのインテリアを提案する「the Hotel」コーナーの一部で、選りすぐりの出展企業から集められた様々な「椅子」を実際に使える嬉しいコーナーです。
そしてここで嬉しい発見が。なんと、お誕生日席に置かれたいちばん手前の椅子、こちらは旭川家具メーカー、匠工芸の最新作「yamanami」のロープチェアです。置かれた100脚近い椅子のなか、真っ先に目に入る所に旭川家具があるのを見つけて、とっても誇らしい気持ちになりました。

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モノを作るだけじゃなく、作り続けるため。

さて、数々のメーカーを通り抜け、旭川家具のブースへやってきました。こちらはアトリウムの奥、左右に分けられた西1ホールと西2ホールのちょうど境目の位置で、約30コマ分(1コマ=3m×3m)の大きなスペースに展開されています。ゆったりとしたブースには、大きな会場を歩き回った来場者に嬉しい休憩スペースもあり、無料給水所と各メーカーから集められた椅子とスツールが並べられ多くの人に利用されていました。
アトリウムから入ってすぐには、旭川家具組合のコンセプトでもある、「ここの木の家具 旭川プロジェクト」のブース(写真右側の黄色い壁の奥)が有り、森のこと、木材のこと、そして北海道の木を使い旭川で家具を作ることの意義について紹介されていました。改めて旭川家具はモノを作るだけじゃなく、作り続けるための事を考える人と地域とのつながりなんだと実感させられました。

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デザイン×革×旭川家具。

「ここの木の家具 旭川プロジェクト」に1脚だけ置かれた革張りの椅子、「タック」リビングイージーチェアー。
実は、この椅子が発表されたのは30年前。デザイナーの中村昇氏が父親のために特等席を作りたいと開発し、北海道砂川市にある日本唯一の馬具メーカー「ソメスサドル」と旭川家具のカンディハウスとの共同制作で作られました。革の入手が困難になりしばらくの間生産がストップされていましたが、この度新たに復刻されお披露目となりました。
驚く程体にフィットする立体的な革座面、組立式で完全フラットになる輸送コストの低減、経年変化による革の弛みをベルトを締めることで解消するなど、プロダクトをデザインするとは、こういうことを言うのだと実感した一品でした。

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出会うのは家具のみならず。

IFFTに来て何よりも大きな収穫だったのは、家具メーカーのトップやデザイナーさん達にたくさん出会えたこと。左の写真は、上記の「タック」をデザインした中村氏とカンディハウスの代表藤田氏です。いつも画面上や遠くから見ていた雲の上のような方々と実際に合うことができ、その上、見るだけではわからない家具の機能や制作秘話までを本人から聞ける機会は早々ありません。この時も中村氏からはなぜ父親の椅子を作ったのか、なぜ組立式にする必要があったのかなどを聞かせていただきました。
私たちMUKU工房は、それらの製品仕様からは知ることができない、製品に対する「想い」を直に皆様にお伝えしていく立場でありたいと思います。

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家具デザイナーの登竜門IFDA。

旭川家具ブースの一番奥には大きく展開された「国際家具デザインコンペティション旭川2014」(通称IFDA)の入賞作品群が待っていました。一般的には知名度はそこまで高くありませんが、家具業界で知らぬ者がいないほどIFDAは家具デザイナーの登竜門として高く評価されているコンペティションです。1990年から3年ごとに旭川で開催されるIFDAは今年で9回目(2014年現在)。なんと、世界各国から応募される870件のデザインの中で、2014年の上位入賞者はすべて日本人でした。各選考は応募者の情報を伏せて審査するので、えこひいきではありません。日本人の感性が世界的にも高い証明となりました。
応募され一次選考を通過したデザインは、地元の旭川家具メーカーの協力のもと最終選考用の試作が行われます。その後、全てではありませんが、試作を繰り返し実際に製品化され販売もされています。

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見れば見るほど目を見張る。

IFDAはデザインの図面とイメージ図での応募となります。そこから一次選考を通過したデザインから入賞作品を選考するために実際に制作するわけですが、時にはものすごいデザインのものもありますよね。
こちらのスツール、「intension(インテンション)」という作品ですが、その名の通りインテンション=意図を持って計算し尽くされた設計になっています。そして図面の上でも複雑そうなそれを、本来曲げれば折れる素材で一本一本角度を変えて成形する技術。よく見ればこの細いパーツの末端、外側はフレームの上に乗っているのに、内側は床まで繋がっているとても細かい作りになっているじゃないですか。
これを作り上げた旭川家具、やっぱりすごいです。

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旭川家具の取り組み。

IFFT第1部を締めくくるのはこちら、旭川家具工業協同組合(旭川家具組合)、専務理事の杉本氏からのお話です。杉本氏は長年旭川家具センターのトップとして旭川家具を支えてきた方です。
現在の旭川家具は「この木の家具 旭川プロジェクト」で掲げられた「地産地使用」というキーワードに則った、地元の素材を主として取り入れていく動きが大きくなっています。その旭川家具をより広めるために、旭川家具以外の動向を知ることで、自分たちでも気づかない旭川家具の良さを見つけることができるといいます。IFFTは、バイヤーだけではなく、製造メーカーにも絶好の市場調査の場でもあるようです。
2015年のIFFTも既に大きなアイディアがあるようで、今から楽しみです。

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    昨年に引き続き、日本最大級の家具・インテリア国際見本市 IFFT2015を取材させていただきました。

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    楽天株式会社の新社屋「楽天クリムゾンハウス」会議室に、当店から家具を納品させていただきました。

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  • NOCRA東京店

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  • cosine青山店

    インテリア通りと呼ばれるおしゃれな一角に青山店はあります。店の中はcosineの世界観が広がっています。

  • IFFT2014(2)

    IFFT第2部ではIFFT特設コーナー「the Hotel」と旭川家具ブースの各出展メーカーをご紹介します。

  • IFFT2014(1)

    IFFT第1部では「IFDA」のブースと「ここの木の家具 旭川プロジェクト」のブースをご紹介します。

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