宮田産業 / CORAL REEF

背もたれやひじ置きまで自由にレイアウトできるソファ。

ころんとした形が目を引く、まるで積み木を重ねたような愛らしいデザイン。それもそのはず、このソファは実際に座面、背もたれ、ひじ置きがすべて分かれており積み木のように組み合わせることができるのです。とは言えもちろん玩具のようなチープなものではありません。日本有数の家具の街、旭川で昭和23年創業という老舗中の老舗「宮田産業」が作り上げたソファです。同社のテーマは「愛され続ける価値のある普遍的な機能美」。座り続けても疲れにくい、人間工学や経験に基づく設計、飽きることのないシンプルで洗練されたフォルムが魅力です。「100%自信が持てるものだけを」そんな信念を持ち続けている職人が、今日もコツコツと家具を作っています。

CORAL REEF バックレスト(中)
生地:シャーム01(55)

CORAL REEF 肘クッション(右)
生地:シャーム01(55)

ひとり暮らしから大家族まで家族と共に変化するカタチ。

ソファは4種のパーツが用意されています。まずはワイドSTと呼ばれるベンチ型のソファ、少し小さめのST、そして背もたれとなるバックレスト、肘クッションです。STにバックレストと肘クッションで、立派なひとり掛けソファが完成。それを横に並べると何人も座れる大型ソファに早変わり。アームのないユニットはペニンシュラ(半島)タイプと呼ばれ、ライフスタイルに合わせて自由に変化する新しい時代のソファです。

CORAL REEF ワイドST(左)
樹種:タモ(ブラウン色)
塗装:ウレタン
生地:シャーム01(55)

CORAL REEF ST(中)
樹種:タモ(ブラウン色)
塗装:ウレタン
生地:シャーム01(55)

CORAL REEF バックレスト(中)
生地:シャーム01(55)

体重をどすんと預けられるバックレストの安定感。

「動く背もたれ」と聞くと不安定なものを想像してしまう方もいるでしょう。でもこの「CORAL REEF」ならそんな心配はありません。程よい硬さのウレタンで形成されたバックレストには布地がシワもなくぴんと貼られており、後ろの「脚」がしっかりとした安定感を実現しています。このような複雑なデザインにも対応する完璧な縫製の技術は旭川でもトップクラス。他の家具店からも依頼が来るほどの高いクオリティを誇ります。

CORAL REEF バックレスト
生地:シャーム01(55)

ひじを置くだけではない使い方広がる肘クッション。

円柱の形をした「肘クッション」。座ったときに両サイドに置けばリッチなひじ置きになるのはもちろん、寝転がったときは枕になります。またひざに置けば本を読んだりスマホを見たりするときに便利なアームレストにも。バックレストと共にアイデア次第で様々な使い方が生まれそうですね。そして布地のバリエーションも豊富。ざっくりとした織りが魅力の「シャーム01」と、本革のような高級感が漂う「グラフィーネ」の2種15色から選べます。

CCORAL REEF 肘クッション
生地:シャーム01(55)

日本の「床に座る文化」を体感できる理想のフォルム。

日本の生活様式は、そもそも「床に座る文化」でした。座る位置にこだわらず自由に寝転んだりあぐらをかいたりする畳の生活は、洋風の暮らしが馴染んだ現代でもやはり落ち着くもの。そんな和のリラックスタイムをこのソファで楽しむことができます。座面は硬めのウレタンでしっかりと形成されており、まるで畳を思わせる質感。何と言っても面積が広く、バックレストや肘クッションを取り除けばさらにその空間は広がります。

CORAL REEF ST
樹種:タモ(ブラウン色)
塗装:ウレタン
生地:シャーム01(55)