大雪木工 / vira オープンキッチンボード

見せる収納、隠す収納、どちらもスマートに叶える家具。

調理から食事、片付けというローテーションが繰り返される「ダイニング」というスペースは、いつも何かと慌ただしく、整理整頓するのが難しい場所。何もないダイニングは見た目には美しいですが、いつも使うものを毎回出したり片付けたりするのは面倒ですね。とは言え出しっぱなしにしていると、突然の来客に慌ててしまうこともあるでしょう。普段はきれいに片付けられていて、食事の際には便利に使える、そんな夢のようなダイニングを叶えてくれるのが、この「vira(ヴィラ)」オープンキッチンボードです。作り手は北海道最高峰の大雪山を望む雄大な自然に囲まれた工房「大雪木工」。家具の街で有名な旭川の中でも屈指の規模を誇る工場を持っています。

vira オープンキッチンボード 110(中)
樹種:ナラ

vira ダイニングボード(中)
樹種:ナラ

vira カウンターボード (右)
樹種:ナラ

LINEA No.109 サイドテーブル(左)
樹種:ナラ

後から買い足しても違和感のない統一されたデザイン。

「vira」シリーズの家具は、煩雑になりがちなキッチンをすっきりと見せるよう、シンプルに作られています。これだけの家具をすべて一度に揃えるのは、新築などの大きな転機でもない限り難しいもの。でもこのシリーズはデザインだけではなく素材も統一されているため、後からゆっくり買い足せます。和洋問わずどんなインテリアにも合わせやすく、若い人から年配の方まで好まれるデザインはいつまでも飽きることはないでしょう。

vira オープンキッチンボード 70(中)
樹種:ウォールナット

vira カウンターボード (中)
樹種:ウォールナット

ALTO No.1 丸スツール(中)
樹種:ウォールナット

LINEA No.509 アームチェアー(右)
樹種:ウォールナット
生地:ドック(30)

白い食器が美しく映える、インディゴブルーの棚板。

扉を開けるとそこに広がるのは目の覚めるような深い青。淡いブラウンのナラ材にインディゴブルーのウレタン塗装を施しました。インディゴとは「藍」を意味し、和服をはじめジーンズの染料としても使用されています。派手ではないのに華やかさがあり、布のようなマットな質感が落ち着いた雰囲気。白い器を置くと、その美しさがさらに引き立ちます。またこれほど濃い色を載せても消えることのない力強いナラの木目はなんとも魅惑的です。

vira オープンキッチンボード 110
樹種:ナラ

ふたつの扉の前板を合わせると、なめらかに繋がる木目。

素材は淡いブラウンの「ナラ」、そしてシックなブラウンの「ウォールナット」の2種。いずれも世界中で愛されている銘木です。木目の美しさと重硬な木質は、長く使う家具に最適の素材。それだけに希少な存在で素材を確保するの難しくなっています。そこでそれらの素材を薄く剥ぎ、別の木材に貼ることで、無垢材と見分けがつかないほど精巧に仕上げられたのがこの前板。よく見ると2枚の扉の木目が繋がっており、職人のこだわりが伝わってきます。

vira オープンキッチンボード 70
樹種:ウォールナット

スライドカウンターは、拭き取りやすいポリ板を使用。

キッチン家具は毎日使うため、どうしても汚れが付いてしまいます。とは言え食品を扱う場所だから、いつも清潔に保ちたいものですね。一般的に木の板は汚れが染み込みやすく、汚れやカビの原因となります。でもこのスライドカウンターは上部にポリ板を使用しているため、汚れてもサッとひと拭きするだけ。美しい木目を楽しみつつ汚れも気にならない優秀な家具、キッチン家電も使いやすいよう、スライドカウンターの奥にはコンセントを2口用意しました。

vira オープンキッチンボード 110
樹種:ナラ