山室家具製作所 / LINEA No.102,103 キャビネット
あなたのリビングが、素敵なギャラリーに。
ダイニングでもリビングでも、使い方はあなた次第。この上なくシンプルなデザインは、器はもちろん自慢のコレクションや時間をかけて作ったホビーの数々・・・何を飾っても絵になるようで、わくわくしてきます。また、書斎においては素敵なブックケースとしてもお使い頂けます。職人が、最高の素材と技術を惜しみなく注ぎ込んだキャビネットで、生活をより豊かに・・・。 サイズは2種類ご用意しましたので、置く部屋にぴったりの一台をお選び頂けることと思います。和にも洋にも、また他のどんなインテリアにもしっくりと馴染む理由は、古来から雄大な地に根付いた木で作られている「ゆとり」によるものかもしれません。家族の語らいの場をこの先もずっと温かく見守ってくれることでしょう。地震にも安心の引き戸タイプです。
LINEA No.102 キャビネット(左)
樹種:ミズナラ
塗装:ウレタン
LINEA No.105 キャビネット(右)
樹種:ミズナラ
塗装:ウレタン
ブラウンが引き締める、ウォールナットの風格。
淡く爽やかなミズナラとは対照的に、大人っぽい雰囲気が魅力のウォールナット。高級家具や床材の他にも、加工性が優れていることから楽器などにも使用されている銘木です。他の木種に比べて樹径が小さいうえに濃いブラウンの部分はさらに少ないため、非常に希少な素材と言えます。しかしその強さと美しさ、そして適度に含んだ油分が使い込むほどに増していくツヤは非常に魅惑的で、愛着を感じずにはいられません。
LINEA No.103 キャビネット(左)
樹種:ウォールナット
塗装:ウレタン
LINEA No.104 キャビネット(右)
樹種:ウォールナット
塗装:ウレタン
まるで我が家のモニュメント、場所を取らない賢い設計。
安定感抜群のしっかりとした家具だから、このようにスリムなデザインでも安心して使うことができます。幅800mmと1200mm、高さ877mmというコンパクトなスペースに、可動式の棚が用意されているから、その収納力は想像以上。しかも扉には摺りガラスを用いているため、収納物が普段見せたく無い日用品でも、はっきり見えないので安心です。しかもほんのり見えることで探し回るストレスもありません。
LINEA No.102 キャビネット(左)
樹種:ウォールナット
塗装:ウレタン
PROTO プロト No.621 キャビネット(右)
樹種:ウォールナット
塗装:ウレタン
お気に入りを飾りたくなる、広く美しい天板。
収納力もさることながら、天板の広さも注目したい魅力です。ちょうどいい高さのキャビネットだから、天板もディスプレイとして最適のスペース。写真立てや、器、観葉植物にいたるまで、和洋問わずあらゆる置物を美しく飾ることができます。ウォールナットならではのダイナミックかつ優雅な木目、どんな色合いも際立たせる深いブラウンは、見ているだけでも心が癒されそう。傷や汚れがつきにくいウレタン塗装でさり気なく仕上げました。
LINEA No.105
キャビネット
樹種:ミズナラ
塗装:ウレタン
シリーズ2種類と2樹種から、お好みに合わせて。
LINEAシリーズはお好みやお部屋に合わせて選べるサイズを各種ラインナップ。一台だけ置いても存在感がある頼もしい家具ですが、写真のようにシリーズで並べて置くことで、完璧なトータルコーディネイトを実現できます。生活を重ねるとどうしても煩雑になる小物たち。その悩みをすっきりと受け止めてくれます。
LINEA No.102 キャビネット(左)
樹種:ミズナラ
塗装:ウレタン
LINEA No.105 キャビネット(右)
樹種:ミズナラ
塗装:ウレタン
職人の技が魅せる、細部の丁寧な作り。
そのスタイリッシュなデザインを幻滅させることがないように、内部の繊細な部分にまで丁寧な仕事を施しました。例えば、最高級の無垢材を惜しげもなく扉にも使用。唯一ネックとなる重さは金属レールを使用し、快適な滑りを実現しました。手のひらにかかるわずかな重みは、むしろ心地よささえ感じます。
LINEA No.103 キャビネット
樹種:ウォールナット
塗装:ウレタン
天板 角
Sizeサイズ
全体寸法
W1200×D400×H1600mm
内寸法
①引き戸内 W565×D305×H715mm
突き板※その他の部分は無垢材-
全体寸法
W1200×D400×H1600mm
内寸法
①引き戸内 W565×D305×H715mm -
全体寸法
W800×D400×H1600mm
内寸法
①引き戸内 W756×D305×H725mm
Wood樹種
Paint塗装
Construction構造
Publicationメディア掲載
記事抜粋
旭川家具の技 継承
元社員11人 笑顔の再出発
生産を再開したのは、旭川市の木工団地にある「山室家具製作所」。昨年9月まで「山室木工」がタンスや食卓を製造していた工場だ。廃業後、市内の企業が取得した工場と設備を北廊が借り受けた。製作所で働く山室木工の元社員は11人。工場長の高谷幸治さん(55)は17歳の時から山室木工で働いてきた。「また同じメンバーで山室の商品を作れるのはうれしいね」と笑顔を浮かべる。
山室木工は1944年(昭和19年)創業。道産ミズナラなどの無垢材をくぎを使わない伝統的な技法で組み立てた家具は業界でも評価されていた。しかし国内市場の縮小に伴い売り上げは減少。2月に創業74年の歴史に幕を下ろした。
北廊は2006年から、インターネット通信サイト「MUKU工房」で、旭川市と近郊計40社余りの家具や木工品を販売。山室木工の商品は10年間で8千点を売り上げる売れ筋だった。
台湾や香港などで経路拡大を進めていた永原社長は廃業を知り、「評判の良い商品を市場から消すわけにはいかない。山室の商品はアジア進出の要となる」と初の自社生産に踏み切った。
3月の生産再開後、香港に卸した商品は好評で、現地で新たな販売代理店と契約を結んだ。6月には海外のバイヤーが視察に訪れ、7月には中国語サイトも開設した。
永原社長は「今後はシンガポールやマレーシアも目指したい」と意気込む。木材加工担当の池内貴さん(41)は「再出発した山室家具製作所の名を広めたい」と自信を深めている。
旭川家具工業協同組合は「廃業した工場を他社が引き継いだ例は過去にない。昔ながらの技術を受け継ぐ山室のファンは多いので、旭川の家具業界としてもうれしい」と歓迎している。
