
山室家具製作所 / Ko-ko キャビネット
シンプルなフォルムに、たくさんの工夫が愉しい食器棚。
Ko-ko(ココ)は、プロダクトデザイナーとして家具や小物を制作している小野里奈さんと、昭和19年創業の老舗から技術を受け継いだ山室家具製作所の共同開発による新シリーズ。現在のライフスタイルに合わせてコンパクトに、そしてスタイリッシュに作られた食器棚ですが、側板を框組(かまちぐみ)という昔ながらの技を取り入れているのが、この家具の魅力といえます。その構造とは、組まれた木枠に板を並べたもの。 一枚の板を使用しても何ら問題のない箇所ですが、あえてこのような凝った構造を取り入れることにより、横から見ても隙がなく、高級感が漂っています。そのため、どんなレイアウトでもお部屋の雰囲気を壊すことなく、インテリアを邪魔することもないでしょう。
Ko-ko キャビネット 4段(左)
樹種:ナラ
塗装:オイル
ABBY SCIUTO 3P(右)
樹種:タモ
生地:シャーム 55
塗装:オイル

狭いスペースに対応しながらも、大量収納を実現。
日本の住宅事情を考えると、家具はできるだけコンパクトなものを選びたいもの。とはいえお気に入りの大皿が収納できないのでは、いい食器棚とは言えません。そんなわがままもすべて叶えてくれるのが“Ko-ko”。奥行きわずか36.5cmのスリムなボディに、直径30cmのお皿がきちんと入る設計を実現しました。ひとり暮らしから大家族までフォローしてくれる食器棚は、いつまでも貴方のダイニングで素敵な歳月を重ねることでしょう。
Ko-ko キャビネット 4段(左)
樹種:ウォールナット
塗装:オイル
Ko-ko キャビネット 3段(右)
樹種:ウォールナット
塗装:オイル
PROTO NO.104
テーブル1400(右)
樹種:ウォールナット
塗装:オイル
チェアー 非売品(右)

狭いスペースに最適、上に跳ね上がる扉。
この食器棚の扉は、珍しい跳ね上げ式。手前に引き出して上部にスッと収まる瞬間は、ちょっとした快感さえ憶えます。その魅力は何といっても省スペースな可動域に対して大きく開く扉。引き戸が多い食器棚ですが、それでは扉の片方は閉まったまま。また観音開きは食器を取り出すときに扉が邪魔になります。その両方の欠点を解消した跳ね上げ式は、便利だとはわかっていても構造が複雑で採用されにくいためこの食器棚は希少な逸品といえます。
Ko-ko キャビネット 4段(左)
樹種:ウォールナット
塗装:オイル
Ko-ko キャビネット 3段(右)
樹種:ウォールナット
塗装:オイル

楽に取り出せるスライド式、そのままお盆にも。
魅力的な構造がいっぱいの“Ko-ko”には、まだまだ匠の技が隠されています。それはなんと棚が引き抜ける構造になっておりまるでお盆の上に食器が並んでいるかような光景が目の前に広がります。跳ね上げ式の扉にしかできない斬新なデザインは、お茶友達の目も釘付けとなるでしょう。これならいつのまにか増えてしまった小さな食器を奥までぎっしり並べても簡単に引き抜いて取り出せます。掃除や配置換えなども楽にできます。
Ko-ko キャビネット 4段
樹種:ウォールナット
塗装:オイル

食器棚とは思えない、スタイリッシュなデザイン。
左右対照の規則的な棚は、食器棚とは思えないほどにスタイリッシュ。いろんな用途が広がる予感もします。そして背面の美しい仕上がり、ゆるやかに細くなっていく脚、どこまでも目に鮮やかな清々しい木目・・・。希少な銘木の魅力を余すことなく引き出し、少しの端材も無駄にしない設計には、職人やデザイナーの想いがぎっしりと詰まっています。また塗装は食器棚という用途を考え、安全性に優れたオイルを厳選し、薄く丁寧に塗り重ねました。
Ko-ko キャビネット 4段(左)
樹種:ウォールナット
塗装:オイル
LINDA 3P(左)
樹種:タモ
生地:ピリカ ライトブラウン
塗装:ウレタン

Sizeサイズ
全体寸法
W900×D365×H1620mm
内寸法
①フラップ内 W846×D320×H234mm
②フラップ内 W414×D320×H266mm


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全体寸法
W900×D365×H1620mm
内寸法
①フラップ内 W846×D320×H234mm
②フラップ内 W414×D320×H266mm -
全体寸法
W900×D365×H1246mm
内寸法
①フラップ内 W846×D320×H234mm
②フラップ内 W414×D320×H266mm -
全体寸法
W900×D365×H904mm
内寸法
①フラップ内 W414×D320×H266mm
Wood樹種
Paint塗装
Designerデザイナー
Construction構造
Publicationメディア掲載
