
早見賢二 / あかり 月の鳥 キツツキ
職人の技が光る、月明かりと鳥たちの夜。
夜闇を照らす月のように、まんまるなランプにさまざまな鳥が寄り添う「あかり 月の鳥」は、北海道東川町で活動する木工クラフトアーティスト早見賢二氏の作品と、北海道旭川市で活動するガラス作家、菅井淳介氏との共同作品です。
鳥は夜にはあまり見かけない動物、というイメージがありますが、人間の見えないところで密かに様々な行動を行っているのです。月明かりの下で別の地へと渡っていくもの、求愛のさえずりをするものもいるそうです。月と鳥、月の明かりと夜の静けさ、ひそやかですてきな物語が浮かんできそう。曇りガラスで柔らかく見える電球の光はまさに月光、さまざまな種類の鳥や動物の姿と一緒にすてきな空間を作ってくれます。
あかり 月の鳥 キツツキ 小
樹種:ナラ
塗装:ウレタン

月のひかりのように、柔らかなぬくもりが広がる。
電球の明かりが月の光のようにやわらかに広がります。やわらかで静かな夜にそっと寄り添うこの光は、電球を覆うガラスを曇りガラスにすることで生み出されています。お部屋の照明を落として、この月の光を灯せばきっと心落ち着く時間を過ごせることでしょう。また、ベッドサイドのライトとしてもぴったりの作品です。
あかり 月の鳥 キツツキ 中
樹種:ナラ
塗装:ウレタン

北海道の雪原を彷彿させる、ガラスの気泡。
ガラスにはところどころに気泡が入っていて、それがまるで雪原のように見え、場所によって見え方の風合いが変わってきます。この気泡は、ガラスへ息を吹き込み形作っていく「吹きガラス」という手法によって出来るもの。息を吹き込む加減によって、ひとつひとつ気泡の位置や大きさや数が変わっていくため、木目の風合いと同様に同じ模様のものはひとつとしてありません。まさにオンリーワンの作品です。
あかり 月の鳥 キツツキ 小
樹種:ナラ
塗装:ウレタン

ふたつとして同じ木目はない、風格に満ちた台座。
気になる素材は、ナラとウォールナット。いずれも世界中で愛されている銘木です。人気ゆえにその数は年々減っており、確保が難しくなってきました。そんな希少な素材を贅沢にも無垢材で使用。台座の上から側面へと切れ目なく続く木目が、何よりの証です。程よい重みは、無垢材ならでは。しっかりとした安定感があり、地震などの揺れが起きても安心です。美しいだけでなく、安全性も考えた設計です。
あかり 月の鳥 キツツキ 小
樹種:ウォールナット
塗装:ウレタン

一線を画しつつ、今にも動き出しそうな躍動感。
「木彫りの動物」と聞くと、いちばんにお土産の熊の置物を想像してしまいます。職人が心を込めて一つひとつ彫った逸品ではありますが、現代のインテリアに馴染ませるのは少し難しいですね。しかしこのキツツキはどうでしょう。極限まで抽象化されたその姿はスタイリッシュで、古臭さをまるで感じません。今にも動き出しそうな躍動感を醸し、いつまでも眺めていたくなるような愛らしさです。ふと見ると留まっていたような位置も絶妙ですね。
あかり 月の鳥 キツツキ 小
樹種:ウォールナット
塗装:ウレタン
