
メーベルトーコー / wedge stool
スリムなフォルムに、心地よい緩やかなカーブ。
いつも使うわけではないけれど、あると便利なスツール。とはいえ置く場所もないし邪魔になりそう・・・そんな方にぜひおすすめしたいのが、こちらの「wedge stool」です。とてもスリムで、どこにでも置いておけるコンパクト設計。
スタイリッシュな佇まいは、まるでオブジェのようです。このスツールは、家具の街として有名な旭川において、1972年創業という老舗「メーベルトーコー」で生まれました。同社は、快適な住まいの生活空間づくりのために、時代のニーズを的確に捉え、質の良い家具を作るというポリシーのもと、今日も精力的に製作を続けています。また、海外の事業への積極的な参加、そして数々の受賞歴は、同社のアクティブな精神を物語っています。
wedge stool(中)
樹種:タモ
塗装:ウレタン
half chair Op.2 引出無(左)
樹種:ナラ
塗装:ウレタン
生地:デクレアⅡ(T-7341)
WAO サイドボード90 丸脚(右)
樹種:タモ
塗装:ウレタン

ただシンプルなだけではない、計算されたフォルム。
背もたれや肘置きもなく、そこにあるのは座面のみ。スリムな脚ですが、大柄な男性が座っても大丈夫かしら・・・?と心配になるのも無理はありません。しかし、ご安心下さい、老舗の職人が自信を持って仕上げたスツールに、座る人を選ぶことはありません。
微妙に湾曲した座面は腰回りに心地よくフィットし、たとえ大柄の男性が座ったとしても安定感は抜群。突然のお客様にもスマートに勧められる便利なスツールです。
wedge stool(中)
樹種:タモ
塗装:ウレタン
half chair Op.2 引出無(左)
樹種:ナラ
塗装:ウレタン
生地:デクレアⅡ(T-7341)
WAO サイドボード90 丸脚(右)
樹種:タモ
塗装:ウレタン

座面に施された「裏技」、四方向の持ち手。
ただコンパクトで座りやすいだけではありません。このスツールは持ち運びがとても楽です。その秘密は座面の裏、指がすっと入る溝が彫ってあるのです。しかも四方向すべてに施されているので、どの位置からでも楽に持ち上げられてとても便利。しっかりとした素材を使用しているため、普通に持ち上げるとやや重さを感じますが、この持ち手を利用すると軽く感じます。見た目だけではなく、使いやすさにもこだわった一品です。
wedge stool
樹種:ナラ
塗装:ウレタン

接合部分とは思えないディテール。木の特性を生かしたデザイン。
一般的に椅子の脚は座面の裏側に配置し、接合部分が見えないようにするもの。それをあえて見せる設計にしているのが、このスツールの特徴です。また木はどこを取っても同じ色や質ではなく「芯材」「辺材」「柾目」など部分ごとに名前がついており、それぞれに個性があります。そのためこのように木の断面を見せるように配された脚は、同じ木でありながら色が異なるのです。木を知り尽くした職人ならではのアイデアと言えるでしょう。
wedge stool
樹種:ナラ
塗装:ウレタン

見えないところにこそ気を配る匠のこだわり。
素材は5種類よりお選びください。力強い木目が魅力のナラ、清々しい白肌のメープル、落ち着きのあるウォールナット、ツヤと鮮やかさが美しいチェリーと、そして素朴で親しみやすい色のタモと、いずれも銘木揃いです。また、小さな椅子ですが、素材が醸す存在感が「本物」を感じさせてくれます。いずれも重硬な素材ですので、床への負担が大きいのは当然のこと。そこで足裏にはクッション材を貼付しました。見えないところに職人の優しさを感じます。
wedge stool
樹種:タモ
塗装:ウレタン

Sizeサイズ
全体寸法
W420×D310×H415mm
